「お金を条件から外す時 ― クリスチャンとしての選択」
皆様、平安を願います。プロの牧師であり、”太軸木軸ペン工房ふみこ” を運営する者として、日々、多くの選択に直面しています。今日は、選択の際にお金の条件を一旦置いて考える方法について、キリスト教の視点からお話ししたいと思います。
お金を外して考えるとは
選択を迫られる状況ではしばしば、財務的な側面が重大な要因となります。しかし、私たちが真の意味で賢明な判断を下すためには、「少しの間お金を条件から外して考えてみる」ことが有効です。この考え方は、聖書にも根ざしています。マタイの福音書には、次のように記されています：
「だれも二人の主人に仕えることはできません。片方を憎んで、もう片方を愛するか、あるいは片方につき従い、もう片方を軽蔑します。神と富とには同時に仕えることはできません。」（マタイ 6:24）
この聖句は、私たちの心がどこにあるかを示しています。お金が主導する生き方ではなく、神の意志に従う生き方を選ぶべきです。
クリスチャンとしての生き方
私が運営するペン工房「太軸木軸ペン工房ふみこ」では、単にペンを製造販売するだけでなく、各ペンに込める想いや使命を大切にしています。ペン一つ一つが、使用者の手に渡ることで、神の言葉がさらに広がる道具となるよう願っています。お金の利益を追求することも大切ですが、それ以上に、私たちの仕事がどのように神の栄光に貢献しているかを考えることが重要です。
経済的利益を超えた価値
お金を条件から外すと、何が見えてくるでしょうか？ それは、人々のニーズや、社会への貢献、倫理的・道徳的価値です。これらは、財務的な利益では測れない、計り知れない価値を私たちに提供します。
結論
したがって、次に大きな選択に直面したときは、ぜひとも経済的な側面を一旦脇に置き、その選択がどのようにしてあなたの信仰や価値観と合致しているかを考えてみてください。そうすることで、真の豊かさとは何か、そして私たちの選択が如何に重要かを再認識することができるでしょう。
皆様が日々直面する選択が、神に喜ばれるものでありますように。そして、それが社会に対しても良い影響を与えるものでありますように祈ります。